は じ め に このマニュアルは、通産省流通近代化施策の一環としてとりまとめたものです。 今日、消費財をはじめとするあらゆる業界で、多品種・小ロット・短サイクルの生産・流通、いわゆる"クイック・レスポンス(QR)"型の供給システムが指向されています。これは、顧客指向、ユーザー指向を徹底して最終ユーザーのニーズに合った商品をタイムリーに供給し、生産・流通のムダを少なくしょうというものです。そのために不可欠なものが情報システム化及びその標準化です。 スポーツ用品業界も例外ではありません。もともと多品種・小ロットの傾向が強い業界ですが、生産情報システムや流通情報システムを駆使して、末端の消費者情報を収集し、必要な物を、必要な量だけタイムリーに供給しようとの試みが、各企業レベルでなされています。 元来、情報システムは個別企業の戦略性が強いものですが、業界全体で効率の良いシステム化を図るためには、取引情報システムを円滑に進めるための標準化が必要です。具体的には、伝票、コード、フォーマット、オンライン手順など、ビジネスプロトコルの標準化です。 このマニュアルは、通産省の委託により昭和59年に業種別流通近代化施策の一環として研究して以来、スポーツ用品業界で検討されてきた標準ビジネスプロトコルを集大成し、解説したものです。 平成元年10月に発行された初版、その後S研(スポーツ用品情報システム研究会)で研究された成果(平成3年11月、第2版・平成7年3月、第3版)に更に追加したのが本マニュアル(第4版)です。 業界関係企業にとって、本マニュアルが情報システム化を進めていく上で指針になれば幸甚です。 平成11年4月 (財)流通システム開発センター 流通コードセンター |