2.商品アイテムコードの運用基準
(1)商品アイテムコードの設定基準
 JANコードの商品アイテムコードは単品のレベルで設定します。
単品とは、商品を分類できるところまで細分化した分類単位を指します。スポーツウェアやシューズであれば、色/サイズ毎のレベルであり、ラケットやバットでは、握りの太さの違いも表現することが原則となります。また、単品を組合せてセット商品として販売する場合も、別のアイテムコードを付番します。
 スポーツ用品を想定したアイテムコード設定基準は以下の通りです。
 商品アイテムコードの設定に当たっては、次の項目のいずれかに該当するときは、別のアイテムコードを設定することが原則となっています。
@ ブランド名が異なる場合
A 商品名が異なる場合
B 価格(標準小売価格)が異なる場合
C 素材(原材料)が異なる場合
D サイズが異なる場合(スポーツウエア:S、M、L、LLなどゴルフクラブ:425、430、435インチなど)
E 容量が異なる場合
F 固さが異なる場合(ゴルフクラブ:S、R、SRなど)
G 包装形態が異なる場合(缶入り、袋入り)
H 色が異なる場合
I 柄(デザイン)が異なる場合
J 味が異なる場合
K 香りが異なる場合
L 販売単価が異なる場合(ゴルフボール:ダース、3P、個など)
M セット(組み合わせ)商品で価格または組み合わせが異なる場合
(ゴルフクラブ:ウッド3本セット、アイアン8本セット、ハーフセット、フルセットなど)
(2)商品アイテムコード付番の方法
 スポーツ用品メーカーは一般に取扱いアイテム数が多く、商品サイクルも早いので商品アイテムコードはシーケンシャル(連続的)に付番するのが、最も効果的です。つまり、5桁の範囲で最大限に利用できる10万アイテムの付番が可能です。
 商品アイテムコードの新規設定については、商品マスターに新商品を登録するタイミングで、JANコード管理マスターから自動付番する、といった方法が採用されています。
注) 2001年にJAN商品メーカーコード9桁化がスタートすると3桁の範囲で最大限に利用できるのは1,000アイテムとなります。アイテム数が、500を超える企業は、9桁のJAN商品メーカーコードの複数割当てを受けることができます。
図表5 JANコード付番管理システム例
 こうして設定した商品アイテムコードは、その商品名や規格などを流通コードセンターのJICFSへ登録するとともに、各社においても管理してください。なお、新商品を製造、発売される時も同様です。
(3) メンテナンスの基準
@  商品アイテムコードの再利用
 一度付番(ソースマーキング)した商品アイテムコードはメーカー(発売元)が出荷停止後最低4年位は他の商品に再利用しないようにして下さい。ただし、キャンペーン商品は出荷停止後1カ年間とします。
 この際、注意すべき点は、小売店や卸売店における流通在庫がなくなったことを推定した上で再利用することが望まれます。
A  メンテナンス(追加、変更)における新規コードと既存コードの使い方
 商品アイテムコードの初期設定における商品アイテムコードの設定基準は前述の通りですが、既存商品におけるアイテムの追加や切換えなどメンテナンス時の設定基準は次の通りです。
 商品アイテムの追加に関しては初期設定と同様すべて新規コードの設定を、また、既存アイテムの切換えはその変更内容によって新規コードを設定するか、既存コードを使用するかが異なってきます。